「Reduce Go」の関西版?「フードパスポート」とは?「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点をまとめてみた。

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どうも。食品メーカーで業務用営業をしている dai です。(プロフィールはこちら//最新情報をチェック→公式のLINEはこちら)
何気なくTwitterをみていると、余剰商品のシェアリングサービス「FOODPASSPORT(フードパスポート)」が関西に2018年秋にリリースされるとのことで色々調べてみました。(現在はリリースされております)
今回は、「フードパスポート」と「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点についてまとめてみました。同じサブスクリプションモデルではあるものの、意外と違いがありましたので比較しております。
①実は、「フードパスポート」は余剰食品削減プラットフォームと予約サービスとのハイブリッドであるということ
今ココ②「Reduce Go」の関西版?「フードパスポート」とは?「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点をまとめてみた。
③「フードパスポート」は「TABETE」との9つの違いと4つの共通点をまとめてみた。【徹底分析】
④大阪のフードシェアリング、FOODPASSPORT(フードパスポート)のサービスの登録方法と利用方法【写真解説あり】
⑤「フードパスポート」を利用するうえで知っておきたい10の注意事項
Contents
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「FOOD PASSORT」(フードパスポート)とは
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)とは、飲食店のおまかせメニューとユーザーをマッチングさせる月額定額制サービスになります。飲食店の余剰食材をシェアリングすることを目的としております。
株式会社REARS(本社:大阪)が運営しております。
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)のサービスの概要
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)のサービス概要はこちらになります。
- 月額料金(税別)
2,980円→ 980円に変更(2019年4月26日以降より改定) - 来店ごとに原則ワンドリンクオーダー制
- 頻度:サービスを使って飲食店へ来店する頻度は、1日1店舗までになり、月10回までの利用可能
- サービス開始時:
2018年秋リリース2018年10月25日からリリース - 展開エリア:関西圏(近畿2府4県)からサービス展開。(以後順次担当エリアを拡大予定。)
- 現在の加盟店舗は、415店舗になります。【2019年5月6日現在】
「Reduce Go」と類似しているところもあれば、違うところもありますね。
「フードパスポート」の使い方
店舗とユーザーのマッチングシステムであり、下記のように流れでサービスが生まれます。
- 写真で検索 or マップで検索
- 予約して、お店に行くだけ
お店がアップした今日のおまかせ料理写真をアプリで確認できます。そちらを見たうえで、行きたい外食店を自分で選択することができます。
おまかせ料理写真とこんな感じです。写真はイメージと記載があります。
公式のinstagramでは、フードパスポートに加盟店舗を紹介されておりますよ。
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)を利用することでできること
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)では、飲食店向けの余剰食材対策サービスになります。
実際、日本ではまだ食べられるのに捨てられてしまっている、フードロス量は、643万トンと推計されております。(2016年度)まだ食べられるものが捨てられてしまう問題、フードロスについて、社会全体が考えていかなければならない課題になります。
- フードロス削減に貢献する。
- 売り上げup を見込める。
- 販促費用を削減できる。
また、ワンドリンクオーダー制のため集客利用にも使用できますね。
①フードロス(食品ロス)とは?食料ロスと食料廃棄の違いや原因など、食品従事者が徹底的にまとめてみた。
②今から家庭でできる!いち消費者の6つのフードロス対策【食品関係者記載】
③食品業界が取り組むべき8つのフードロス対策とは【現役食品メーカー勤務者が分析】
「Reduce GO」について
SHIFFT株式会社が東京で展開中の食の定額制「Reduce GO」に関してはこちらになります。
「Reduce GO」とは、余剰食品削減プラットフォームで、食品ロスを減らしたい飲食店と、お店の料理を安く食べたいユーザーをマッチングしたサービスになります。
- 月額料金 1,980円
- 利用頻度:毎日2回までご注文が可能とのこと。
- 展開エリア:東京都23区内(以後順次担当エリアを拡大予定)
- サービス開始時 2018年4月5日〜
①【食のプロが分析】食の定額制「Reduce Go」における6つの懸念点
②食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリットをまとめてみた
③起業したい人必見。食の定額制「Reduce Go」の完璧な新規事業の立ち上げ方
④【リリース前から徹底分析】「TABETE」と「ReduceGo」の6つの違いと8つの共通点【2018年版】
⑤会員登録は無料?ReduceGOのサービスの登録の仕方と利用の仕方についてまとめてみました。
⑥「Reduce Go」を使いこなすためには?利用する上で知っておきたい10の注意事項【食品従事者記載】
⑦「Reduce Go」の関西版?「フードパスポート」とは?「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点をまとめてみた。
「FOOD PASSORT」(フードパスポート)と「Reduce Go」の9つの違い
ようやく本題になります。「FOOD PASSORT」(フードパスポート)と「Reduce Go」の9つの違いについて表にしてみました。意外と違いがありました。
大きく違うのは、「Reduce Go」がテイクアウト形態で、「フードパスポート」が飲食店で食べる形態であるところですね。
「フードパスポート」 | 「Reduce Go」 | |
①提供価格の違い | 定額制
980円 |
定額制
1,980円 |
②エリア | 関西圏を中心 | 東京 |
③頻度 | 1日1回のみ
月10回まで利用可能 |
毎日2回までの
注文が可能 |
④提供の方式 | 店で食べる。 | テイクアウト |
⑤制約 | ①ワンドリンク
オーダー制(原則) |
毎日設定する
販売数量が達した場合、 販売を終了する。 |
②アプリ掲載以外の
メニューを オーダーすると、 別会計。 |
ー | |
⑦提供する商品数 | 多く必要。だが、
店で提供する ために店側に 登録さえして もらえれば、 商品数は 揃いそう。 |
非常に多くないと
サービスとして 厳しい。 定額制のため 顧客が求める サービスの ハードルは高い。 |
⑧利用者の立ち位置 | 定額制であるものの、
ワンドリンク制があるため 積極的とは言い難い。 |
定額制のため、
積極的にサービスを 使用する。 |
⑨食品に関するリスク管理 | 提供する商品
が多いが、店での 提供のためリスクは 極めて低い。 |
提供する商品
が多いためリスク を大きい。 |
「FOOD PASSORT」と「Reduce Go」の課題
食品従事者の dai が考える、「FOOD PASSORT」と「Reduce Go」の課題は下記の通りになります。
- 「FOOD PASSORT」としては、ワンドリンク制をユーザーに理解してもらい、定額で食べれる料理のクオリテイと量を担保し、ユーザー体験の質(or提供する食材)を高めることが課題ですね。
- 「Reduce Go」としてはいかに顧客満足度を下げすにユーザーの離反を防ぎ、お店を確保するかが課題ですね。
加盟店舗数に関してはこちらになります。<2019年5月6日現在の情報になります。>
「FOOD PASSORT」 | 「Reduce GO」 | |
加盟店舗数 | 415店舗 | 151店舗 |
→店舗店舗数の観点で見ると、「フードパスポート」が好調の滑り出しです。利用時ワンドリンク制が必須のため売上を向上に寄与しやすく、店舗により受け入れられていると分析しております。
「フードパスポート」と「Reduce Go」の5つの共通点
「フードパスポート」と「Reduce Go」の5つの共通点は下記の通りになります。
- 余剰食品削減プラットフォームであること。
- 定額制のサービス(サブスクリプション)であること。
- 簡単に決済ができること。
- 店側にとって集客と収益と社会的な貢献ができる。
- ユーザーにとって様々な飲食小売店の余剰商品を食べることができる。
最後に
今回は、同じ定額制で余剰食品削減プラットフォームである「フードパスポート」と「Reduce Go」の共通点と違いをまとめてみました。
比較してみると共通点もありましたが、切り口は一緒でも大きな違いもありました。その違いは、「Reduce Go」がテイクアウト形態で、「フードパスポート」が飲食店で食べる形態であるところですね。これからも同業者として「フードパスポート」と「Reduce Go」の発展を楽しみにしています。
フードロスに向き合う様々なサービスに関して、独自にまとめたページはこちらになります。ご関心があれば是非どうぞ^^
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