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フードロス(食品ロス)の教科書を作ってみた。【基礎知識を楽しく学ぶ7章】

    
フードロス(食品ロス)の教科書を 作ってみた。 【食品メーカーの営業マンがコツコツ作成】 アイキャッチ
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フードロス(食品ロス)の教科書を作ってみた。【基礎知識を楽しく学ぶ7章】

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どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。プロフィールはこちら//食品業界情報はこちら

 

フードロス(食品ロス)とはご存知でしょうか?

2018年は様々なフードロス削減サービスがロンチされて、フードロス元年と謳える年ではないかと個人的には分析しております。2019年もフードロスに関して世間の関心が高まり、ますます活況を帯びております。

 

今回は、フードロス (食品ロス)の教科書【フードロスの基礎知識を楽しく学ぶ7章】について独自でまとめてみました。

食品ロス削減について知りたいことをできる限り体系的にまとめてみました。当時、食品メーカーの営業マンが休みの間にコツコツ作成してみました。力作なので、読んでいただければ幸いです。

 

 

1章 フードロスとは

1章 フードロスとは

 

この章では、フードロス(食品ロス)について説明します。フードロスに関して正しく理解しているでしょうか。

 

フードロス(食品ロス)とは、食べるために作られた食料が、失われたり捨てられたりしてしまうことを指します。サプライチェーンの流れの中で、まだ食べられるにも関わらず、様々な理由で失われたり、捨てれられたりしています。フードロスの定義は様々ですが、このHPでは、フードロスを環境省や農林水産省が用いられているように「食べられる食べ物が捨てられること」という意味で使用しております。

 

Foodlossとは  ④

 

2015年に国連の「持続可能な開発サミット」で採択された2016年から2030 年までの国際目標の中で、食品ロス関係の記載があり、持続可能な生産消費形態を確保する目標を掲げております。

 

2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる、とのことでした。

 

 

2章 日本のフードロス量について

2章 日本のフードロス量について

 

この章では、日本のフードロス量について学んでいきましょう。実際、日本ではまだ食べられるのに捨てられてしまっている、フードロス量は、643万トンと推計されております。(2016年度)

 

 

食品ロス量(平成28年度 推計値)

 

まだ食べられるものが捨てられてしまう問題、フードロスについて、社会全体が考えていかなければならない課題になります。日本のフードロスのうち291万トンが、消費段階の家庭で発生していると言われており、一人一人が行動の見直しがフードロスを減らしていく上で必要になります。

 

年代別にまとめてみました。

 

3章 家庭できる消費者のフードロス対策

3章 家庭できる消費者のフードロス対策

 

この章では、家庭ができる消費者のフードロス対策について記載しております。

 

フードロスに関して様々な原因が潜んでおり、当事者意識を持ちにくいです。ただ、先送りにしてよい問題ではありません。今現代を生きている私たちがしっかりと向き合う必要があります。消費者ができるフードロス対策は、食べきる、必要量以上の食品を購入しないなど、ごく当たり前のことです。その一歩一歩が積み重なって、世界は良くなっていくと思います。

 

 

4章 食品業界として取り組むフードロス対策に関して

4章 食品業界として取り組むフードロス対策に関して

 

この章では、食品業界ができる取り組みべきフードロス対策について記載しております。食品メーカーの従事者が記載してみました。

 

フードロスに関して、生産段階だけでなく、流通段階など、様々な段階で原因が潜んでおります。そのため、一つの原因に特定できず幅広い対策が求められております。食品業界全体が取り組んでいく必要があります。例えば、「1/3ルール」という慣習の緩和・撤廃が挙げられます。

 

「1/3ルール」とは、製造日から賞味期限までを3分割した上で、納品期限、販売期限を設けるという小売有利なルールになります。販売期限を超えた食品は小売から卸売へ、納品期限を超えた食品は小売および卸売からメーカーへと返品され、その多くが廃棄されているとのことでした。

 

 

5章 フードロスに関連する日本の法律に関して

5章 フードロスに関連する法律

 

この章では、フードロスに関する日本の法律について記載しております。

 

食品ロス削減に関しては国のプロジェクトでもあり、各関係省(消費者庁、農林水産省、文部科学省、経済産業省、環境省)の連携し、食品ロス削減に向けて多角的に推進されております。日本のフードロスについて知りたいなら最低限政治的な動きを常にウォッチする必要がありますね。2019年、食品ロス削減推進法が成立されましたが、知っておくべき法律はそれだけではありません。

 

食品リサイクル法に関してもしっかり押さえておくようにしよう。

 

 

6章 フードシェアリングサービスに関して

6章 フードシェアリングサービスに関して 

 

この章では、フードシェアリングサービスについて記載しております。

 

フードシェアリングサービスとは、発生した見切り品や予約のキャンセルなどで発生した食材を必要な方にマッチングするサービスになります。食べられる捨てられてしまう食品をシェアすることで、気軽に食品ロス削減に関われる取り組みの一つといえます。飲食店に特化しているの特徴的です。

 

ただ、フードシェアリングサービスには場所の制約があり、東京などの飲食店の多い都市ではないとサービスの価値を提供しづらい問題があります。

 

 

7章 その他の食品ロス削減サービスに関して

7章 その他の食品ロス削減サービスに関して

 

この章では、食品廃棄問題をITテクノロジーで解決するサービスについて記載しております。

 

フードロス削減には、先述のフードシェアリングサービスだけでなく、ECコマースや二次流通など様々な方法があります。少しでも多くの方法を知って自分に合う方法を見つけ出し、できる範囲での社会貢献してみるのはいかがでしょうか?

 

 

【追記】

また、フードロス削減サービスのカオスマップを作成してみました。ぜひご覧ください。

 

最後に

今回は、フードロス (食品ロス)の教科書【フードロスの基礎知識を楽しく学ぶ7章】について独自で作成してみました。

 

フードロスに関して少しでも関心を持っていただければ幸いです。対岸の火事ではなく自分も関わっている問題である認識していただき、日々の生活で当たり前のことを心がけるだけで世界は少しでも改善するかと思います。食べきる、必要量以上の食品を購入しない、などの一歩一歩が積み重なって、食べられる捨てられてしまう食品が減少するかと思います。

 

人々の意思決定に事業や行政では介入できないため、意識変化が重要ではないかと思っております。

 

フードロスに向き合う様々なサービスに関して、独自にまとめたページはこちらになります。ご関心があれば是非どうぞ^^

 

 

「食彩life」の運営者 dai が食品業界を分析した内容を無料で配布しております。

令和時代に向けて是非とも知っておきたい食品業界情報になりますよ。

食品業界の実態・トレンドを知ることで、食品業界の知識の向上に役立たせることができます。また、食品業界を目指している方にとって、食品メーカーで従事していた生の意見(一次情報)を知ることができます。

食品メーカーの営業マンが語る 食品業界の 6つの実態

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