食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリットをまとめてみた

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どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。(プロフィールはこちら//食品業界情報は→こちら)
前回、SHIFFT株式会社が展開の「Reduce GO」について考えうる懸念点を分析しました。今回は、「Reduce Go」における3つの魅了的なメリットをまとめてみたいと思います。
画期的なサービスで個人的に応援しています。
①【食のプロが分析】食の定額制「Reduce Go」における6つの懸念点
今ココ②食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリットをまとめてみた
③起業したい人必見。食の定額制「Reduce Go」の完璧な新規事業の立ち上げ方
④【リリース前から徹底分析】「TABETE」と「ReduceGo」の6つの違いと8つの共通点
⑤会員登録は無料?ReduceGOのサービスの登録の仕方と利用の仕方についてまとめてみました。
⑥「Reduce Go」を使いこなすためには?利用する上で知っておきたい10の注意事項【食品従事者記載】
⑦「Reduce Go」の関西版?「フードパスポート」とは?「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点をまとめてみた。
Contents
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「Reduce GO」とは
余剰食品削減プラットフォームで、食品ロスを減らしたい飲食店と、お店の料理を安く食べたいユーザーをマッチングしたサービスになります。しかも、定額(月額)でテイクアウト可能になります。
- 月額料金 1,980円
- 使用回数 毎日2回までご注文が可能。
- 展開エリア 関東エリアと名古屋エリアに対応。以後拡大予定。(全国展開を視野)
- サービス開始時
2017年ローンチ予定2018年4月5日〜
本サービスは2017年ローンチを予定していておりましたが、更なる品質の向上とより多くの飲食店の参加のため、サービスの開始が延期になりました。サービス開始時期を2018年春頃に延期とのこと。
2018年4月5日からサービスを開始してますよ。
ReduceGoの加盟店舗をまとめました。こちらから確認できますよ。
「Reduce GO」の利用方法
iOS・Androidアプリで利用が可能で利用者は周辺の商品検索から注文まで最短3タップで行なえます。お店は自由にメニュー作成ができ、利用者の注文状況を簡単にご確認いただけます。
魅力的なメリット及びそれに伴う問題点
魅力的なポイントを列挙しております。魅力的なポイントには裏返しで人によっては問題点(デメリット)にもなりうるため、そちらも記載しております。(全ての人が満足するサービスなんてそもそも存在しないため)
- 食費の圧縮できる。
- 様々な飲食店の余剰商品を食べることができる。
- 店側にとって集客と収益と社会的な貢献ができる。
①食費の圧縮
月額料金1,980円で毎日2回の注文が可能のため、利用次第では食費を抑えることができる。食費代を抑えたい人にとっては理想的なサービスになる。
- お店に取りに行かないといけないため、交通費がかかる。
- テイクアウトする時間の制約があり、その時間が空いていないとテイクアウトできない。
基本的にはレストランや飲食小売店に近くに住んでいるユーザーにとって利用しやすいサービスと言えます。
②様々な飲食小売店の余剰商品を食べることができる
様々なレストランや飲食小売店の余剰商品を食べることができ、新たな発見を見つけることができる。「この店は美味しかった。だから、今度行ってみよう。等」、お店を知るきっかけになる。
余剰商品のため、店によっては美味しく感じない商品もあるかもしれない。
③店側にとって集客と収益と社会的な貢献ができる。
店側として食品廃棄せざる得ない商品をユーザーに食べてもらうことで、食品廃棄する機会が減る。しかも、店として販売するわけではないため(都度決済することがなく)、販売価格が表に出ずに販売しやすい。
店側にとって、メリットを列挙しています。
- 新規顧客へのアプローチ
- 業務コストの削減(食品廃棄費用を削減することができる)
- 初期費用も月額料金もかからない。
- しかも、加盟店に関してサービス収益の一部を還元*する。
- 余剰食品を廃棄していないことを証明ができる。CO2排出削減と社会活動団体への資金援助に協賛できる。
*還元金のお受け取り条件として、1日に一つ以上の商品を10日以上提供が必要とのこと。還元額はユーザー数と店舗数により変動するとのこと。
- 登録などが面倒だ。→(実際、特別な機器は必要なく、お手持ちのスマートフォンやタブレットだけで簡単に利用できますよ。)
- 食品衛生の問題→ケアが大変。
【追記】食品衛生問題に関する「ReduceGo」のスタンス
公式サイト上にて食品衛生に関して、Q&Aがありました。
「賞味期限内の食品(通常販売されている食品と同等の品質の食品)を見切り品としての扱いでご提供ください。テイクアウトの場合は当日中に召し上がるようご説明いただくか、日持ちする場合は安全な保管方法や消費期限を正しく説明してください。テイクアウトの了承が困難な場合は、店内でご飲食いただくよう勧めてください。」
①日持ちする場合は安全な保管方法や消費期限を正しく説明してください。
→正しく説明することはなかなか難易度があり、できない人もいてそう。
②テイクアウトの了承が困難な場合は、店内でご飲食いただくよう勧めてください。
→店内で食べてもらうには、店として敬遠しそう。
③店側にとって提供する表示の記載が難しいのではないか?
・食材の場合、正しい名称+原産地
・加工食品の場合、原材料名+賞味期限の記載
が必要とのこと。一括表示の知識がある程度必要のため、店として敬遠しそう。
最後に
今回は、「Reduce Go」における3つの魅了的なメリットをまとめてみました。
サービスの継続には提供してもらう店側(レストランや飲食小売店)の協力が必要になります。ユーザーに関しては事前登録に関し想定を大きく上回るたくさん登録があったそうで終了しており、ひとまずユーザーを手にすることができました。次に、店側と提供の仕方、食品の表示問題など、様々な問題があります。
食品はどうしても口に入れるため消費者の目線が厳しくなっているのが現状です。そのためより発展していくためにこの高いハードルを越えないといけません。今後もこの画期的なサービスを見守り続けたいと思います。
フードロスに向き合う様々なサービスに関して、独自にまとめたページはこちらになります。ご関心があれば是非どうぞ^^
「食彩life」の運営者 dai が食品業界を分析した内容を無料で配布しております。
令和時代に向けて是非とも知っておきたい食品業界情報になりますよ。
食品業界の実態・トレンドを知ることで、食品業界の知識の向上に役立たせることができます。また、食品業界を目指している方にとって、食品メーカーで従事していた生の意見(一次情報)を知ることができます。

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