「Reduce Go」を使いこなすためには?利用する上で知っておきたい10の注意事項【食品従事者記載】
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どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。(プロフィールはこちら//食品業界情報は→こちら)
今回は、「Reduce GO」を利用する上で知っておきたい10の注意事項について記載したいと思います。「Reduce GO」を利用するのなら、事前に知っておきたいことをまとめてみました。
利用規約、特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシーを熟読した上で記載しております。知っておいて損はないかと思います。
①【食のプロが分析】食の定額制「Reduce Go」における6つの懸念点
②食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリットをまとめてみた
③起業したい人必見。食の定額制「Reduce Go」の完璧な新規事業の立ち上げ方
④【リリース前から徹底分析】「TABETE」と「ReduceGo」の6つの違いと8つの共通点
⑤会員登録は無料?ReduceGOのサービスの登録の仕方と利用の仕方についてまとめてみました。
今ココ⑥「Reduce Go」を使いこなすためには?利用する上で知っておきたい10の注意事項【食品従事者記載】
⑦「Reduce Go」の関西版?「フードパスポート」とは?「Reduce Go」との9つの違いと5つの共通点をまとめてみた。
「Reduce GO」について
SHIFFT株式会社が展開中の食の定額制「Reduce GO」に関してはこちらになります。
「Reduce GO」とは、余剰食品削減プラットフォームで、食品ロスを減らしたい飲食店と、お店の料理を安く食べたいユーザーをマッチングしたサービスになります。しかも、定額1,980円(月額)でテイクアウト可能になります。2018年4月5日から東京23区内でサービスを開始しており、関東エリア・名古屋エリアにも拡大しております。
ReduceGoの加盟店舗をまとめました。こちらから確認できますよ。
「Reduce GO」の利用方法
iOS・Androidアプリで利用が可能で利用者は周辺の商品検索から注文まで最短3タップで行なえます。お店は自由にメニュー作成ができ、利用者の注文状況を簡単にご確認いただけます。
「Reduce GO」のサービスを利用する前に知っておきたい10の注意事項
日本では新しい取り組みである余剰食品削減プラットフォーム「Reduce GO」ですが、利用する利用する上で知っておきたいことをまとめてみました。
- 会員登録は無料だが、利用料金に関して月額1,980円(税抜)。
- 未成年に関しては条件付きで利用可能。
- 利用エリアに関して関東エリア・名古屋エリアを中心。(対象地域は拡大予定 )
- 支払いは、クレジットカードによって商品代金を支払う。
- 引取方法に関して。
- 決済完了後の利用者の都合でのキャンセルは原則できない。
- 食品に関して、安全に食べられる食品(消費期限内の食品や、通常販売されている食品と同等の品質の食品)を見切り品としての扱いで提供。
- アレルゲン反応による異常が発生した場合の対処に関して
- 食中毒の対処に関して
- 店側の利益に関して
会員登録に関する料金および、利用料金に関して
利用料金に関して月額1,980円(税抜)になります。
ただ、会員登録は無料のため、自由に余剰食品の閲覧や登録店舗の閲覧が可能になります。注文する場合に、別途有料会員登録が必要になります。
定期購入の手続き完了すると、余剰食品の注文が可能となり、利用料金が発生します。そのため、余剰商品を受け取らなくても料金が発生します。
本サービスのご利用料金は食品の購入代金ではなく、余剰食品の注文が可能になるサブスクリプションモデルであるため、受け取りの有無にかかわらず費用は発生しますよ。
未成年の利用に関して
「Reduce GO」にサービスでは、利用できるユーザーを定義されております。未成年は条件付きで利用できます。
登録の申請は必ず本サービスを利用する個人又は法人の担当者自身が行わなければなりません。登録希望者が未成年の場合は、登録に伴い親権者の同意を必要とし、本規約の同意をもって、親権者の同意があったものとみなします。
引用:利用規約 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]第3条(登録)作成:2017年10月1日
「Reduce GO」の利用エリア
東京23区付近を中心としたお店が登録されており、対象地域は今後各地域へ拡大していく予定とのことです。現在では、関東エリア・名古屋エリアにも拡大中になります。
「Reduce Go」内の加盟店が 219店舗に突破したとのことでした。<2020年3月18日現在の情報になります。>
→余剰食品削減数や寄付予定額も公表されており、社会的意義のある活動を行なっております。
ReduceGoの加盟店舗を一覧形式でまとめております。
支払いに関して
支払いに関して、クレジットカードによって支払うものとされております。
また有料プラン登録時に月額料金を事前に支払いとのことでした。
有料プラン登録時に月額利用料金1か月分をお支払いいただき、登録後は毎月1日に当月分の月額利用料金をお支払いいただきます(前払い)。
引用:特定商取引法に基づく表記 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]4.サービス利用料金の支払方法・時期 最終更新日:2018年4月2日
【2018年10月28日追記】
「Reduce GO」では、利用料金に関する領収書等を発行しないとのことでした。
引用:利用規約 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]第6条(料金及び支払い方法)作成:2017年10月1日 改定:2018年10月1日
余剰商品の引き取り方に関して
余剰商品の引き取りに関しては下記の流れになります。
- ユーザーアカウントでログインします。
- 受取りたい商品をタップします。
- 『注文する』をタップします。
- 受取り時間にお店へ行き、ご注文番号を店員に見せ受取ります。
返品および解約に関して
サービスの性質上、お客様の都合による返品、返金はできません。
サービス利用の停止を本アプリ上より解約手続を行うことになります。解約手続が完了した月の翌月以降の月額利用料金の請求を停止するとのことです。
サービスの利用停止の手続きの流れ
月の途中の解約となった場合も1か月分のサービス利用料金が発生し、日割り計算等による返金を含めた一切の返金は行われません。
引用:特定商取引法に基づく表記 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]6.返品・返金・解約等 最終更新日:2018年4月2日
食品の消費期限について
提供している食品に関して、安全に食べられる食品(消費期限内の食品や、通常販売されている食品と同等の品質の食品)を見切り品としての扱いで提供しているとのことになります。
賞味期限の詳細は、引き取り時に店舗から下記の説明を受けるとのことでした。
- 当日中に召し上がるべきかどうか
- 日持ちする場合は安全な保管方法や消費期限の詳細
→説明に基づいて喫食することが大切ですよ。
アレルゲン反応の異常が発生した場合の処理
食材を購入するにあたり、店側が提供する商品に関する情報(アレルゲンに関する情報など)を事前にしっかり確認しましょう。万が一、購入したフードが原因によるアレルギー反応、その他心身の異常が発生した場合は、ただちに医師による受診をしてみよう。
SHIFFT株式会社のアレルギーに対する責任の所在
SHIFFT株式会社(「Reduce GO」の運営会社)は、アレルゲンに対する責任の所在は、下記のように定義しております。
食品のアレルギーについては、ユーザーが責任を負うものとし、当社は一切の責任を負わないものとします。
引用:利用規約 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]第13条(免責事項)作成:2017年10月1日
→アレルギー反応を引き起こした場合、ユーザーが責任を負うものと記載されております。
食中毒などの対応
万が一、購入したフードによる食中毒など、その他心身の異常が発生した場合は、ただちに医師による受診をしてください。
良質な食品を提供するよう努めていますが、SHIFFT株式会社(「Reduce GO」の運営会社)は、食品の質について一切の責任を負わないものと記載があります。
【参考】食中毒の対応
飲食店で万が一、食中毒が発生した場合の対応マニュアルはこちらになります。速やかに事故発生を探知し、発生原因究明の調査を迅速に実施する必要があります。
- 食中毒様症状がある場合は、保健所に届けるとともに必ず最寄の病院や診療所へ受診をしてください。食中毒であるか否かは、検査や調査をしてみないと判りません。
- 食中毒の疑いを持った医師は、その旨を保健所長に届けることになっています。
店側の利益に関して
店側が提供している商品が売れた場合、店側の利益はどれくらいになるのでしょうか。下記は「ReduceGo」のサービスの仕組みになります。
収益の割合に関して表にしてみました。加盟店舗の場合、月額料金の59%を均等に還元するとのことでした。
Reduce Go の収益 | 39% |
加盟店舗への割合 | 59% |
社会活動団体への寄付 | 2% |
利用規約 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]作成:2017年10月1日 改定:2018年10月1日 特定商取引法に基づく表記 | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]最終更新日:2018年4月2日 プライバシーポリシー | 周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト – Reduce GO[リデュースゴー]
最後に
今回は、Reduce GOのサービスの利用のおける10の注意事項について記載いたしました。ローンチされて様々な問題があるかと思いますが、食品業界に携わる同業者として応援してます!!
フードロスに向き合う様々なサービスに関して、独自にまとめたページはこちらになります。ご関心があれば是非どうぞ^^
「食彩life」の運営者 dai が食品業界を分析した内容を無料で配布しております。
令和時代に向けて是非とも知っておきたい食品業界情報になりますよ。
食品業界の実態・トレンドを知ることで、食品業界の知識の向上に役立たせることができます。また、食品業界を目指している方にとって、食品メーカーで従事していた生の意見(一次情報)を知ることができます。
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