クーポンで食品ロスに貢献?No Food Lossを利用する上で知っておきたい9の注意事項!!
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どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。(プロフィールはこちら//食品業界情報は→こちら)
クーポンを利用して食品ロスに貢献できる「No Food Loss」はご存知でしょうか?No Food Lossとは、食品ロスの解決を目的としたクーポンアプリになります。
今回は、No Food Lossのサービスの利用のおける9の注意事項について記載したいと思います。No Food Lossを利用するのなら、事前に知っておきたい使用上の注意をまとめてみました。利用規約に関する表示などを熟読した上で記載しております。知っておいて損はないかと思います。
食品ロスの解決を目的としたクーポンアプリ、「No Food Loss」とは
「No Food Loss」とは、食品ロスの解決を目的としたクーポンアプリで、みなとく株式会社が運営しております。
2019年2月1日よりサービスを提供され、コンビニエンスストアや小売店などから発生している、まだ食べられるのにやむなく捨てている「食品ロス」をお得な価格で購入できるサービスになります。品質には問題ないが、販売期限や季節限定パッケージなどにより廃棄される商品をクーポン形式にて発行され、お得に購入することができます。
事前の決済や支払い方法に制限はなく、誰でも簡単にクーポンを利用することが出来ます。
その上、No Food Lossでは、収益の一部を特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを通して、アフリカやアジアの子ども達の給食費として寄付されております。
◉No Food Lossでの寄付給食数
(2020年3月23日現在の情報になります。)
「No Food Loss」の仕組みとフードロス削減の時代背景
No Food Lossと日本の食品ロスの関係性を見ていきましょう。
食品ロスの問題が世界的にも深刻な問題になっております。日本では、食べられるのに捨てられてしまっている食品(フードロス)が、643万トンと推計されております。(2016年度)
まだ食べられるものが捨てられてしまう問題、フードロスについて、社会全体が考えていかなければならない課題になります。日本のフードロスのうち291万トンが、消費段階の家庭で発生していると言われており、一人一人が行動の見直しがフードロスを減らしていく上で必要になります。
泣く泣く廃棄されてしまう商品をNo Food Lossでクーポンとして販売することができ、メーカー、小売、消費者にとってメリットのあるサービスと言えます。
フードロスに関して深く知りたい方はこちら。
①フードロス(食品ロス)とは?食料ロスと食料廃棄の違いや原因など、食品従事者が徹底的にまとめてみた。
②今から家庭でできる!いち消費者の6つのフードロス対策【食品関係者記載】
③食品業界が取り組むべき8つのフードロス対策とは【現役食品メーカー勤務者が分析】
「No Food Loss」の取り扱いアイテム
No Food Lossで取り扱う主な商品は、みていきましょう。
No Food Lossの最初の導入企業がコンビニエンスストアのポプラだったため、ポプラの商品が多数出品されております。50%offはなかなかお買い得ですよね。
No Food Lossのサービスを利用する前に知っておきたい9の注意事項
では、本題です。No Food Lossを利用する上で知っておきたいことをまとめてみました。
- 会員登録は無料。(商品購入には商品代金がかかります。)
- 会員登録は、スマホで簡単。
- 未成年は利用は限定的&一部利用できないユーザーあり。
- 利用エリアはポプラがメイン。
- 利用方法は、クーポンをみせるだけ。決済は通常通りレジで。
- 利用したクーポンをユーザー都合での返品・返金は原則できない。
- 購入における注意事項;消費期限及び賞味期限内に消費しましょう。
- アレルギーに関して原則、自己責任。
- 出店者の登録方法;最短3日で開設可能。
会員登録は無料
No Food Lossでは、会員登録は無料でできます。(商品購入には商品代金がかかりますよ。)
会員登録の方法に関して
No Food Lossの会員登録に関して、下記の通りの手順になります。
- No Food Loss(アプリ)のヘッダーの「ログイン」をクリックし、「会員登録はこちら」を選択します。
- メールアドレス、パスワードを入力し、利用規約に同意した上で「会員登録」をクリックします。
- 登録したメールアドレスに「No Food Loss」からの登録完了メールが届けば、登録完了!!
未成年の利用および登録できない人について
No Food Lossでは、未成年の利用に関して親権者または後見人の同意がなければ、サービスを利用することはできません。
ただし、利用規約の同意をもって、親権者の同意があったものとされ、未成年が利用する場合親に確認してから利用しましょう。
また、その他にサービスを利用できないユーザーも定義されております。反社もされているとは、時代を現しておりますね。
- 利用登録の申請に際して虚偽の事項を届け出た人
- 本規約に違反したことがある人
- 反社会的勢力等である人、
- 反社会的勢力等との何らかの交流、もしくは関与を行っていると当社が判断した場合
- その他、当社が会員として相当でないと判断した場合
参考:会員利用規約 | No Food Loss
利用エリア
No Food Lossでは、ポプラをメインに96店舗が加盟しております。(2020年3月23日現在)自分がお住まいのエリアで利用してみましょう。
利用方法に関して
No Food Lossの利用方法に関して、下記の通りの手順になります。
- No Food Loss(アプリ)でクーポンを探します。
- 意中のクーポンがあれば、お店のレジにてスマホの画面を見せましょう。
- 「クーポンを認証」をクリックしてQRコードを撮ります。購入したい個数選択し、確定しましょう。認証が完了すればレジにて通常通り会計をしてください。
No Food Lossでは決済機能をつけていないため、通常通りの買い物ができます。
キャンセルに関して
No Food Lossでは、利用したクーポンをユーザー都合での返品・返金はできません。
そもそも、No Food Lossには、決済機能がついておらず、加盟店と会員間で交わした売買契約の取消、返品や返金、保証などの取引には当社に過失がある場合を除き、関与しないとのことでした。
購入における注意事項
No Food Lossを利用する場合、サービスと特性上購入する場合、下記のことを留意しておきましょう。
アレルゲン反応に関する対応に関して
No Food Lossでは、原則、食品のアレルギーに関してはユーザーの責任を負うものとしております。もちろん、No Food Loss側に過失があれば対応するとのことでした。
そのため、食材を購入するにあたり、店側が提供する商品に関する情報(アレルゲンに関する情報など)を事前にしっかり確認しておきましょう。
様々なフードロスサービスを調査してきましたたが、アレルギー反応に関する対応はどこも一緒で自己責任になります。そのため、ご自身でしっかり確認して購入しましょう。
万が一、購入したフードが原因によるアレルギー反応、ただちに医師による受診をしていただき、みなとく株式会社(No Food Lossの運営会社)および購入した店側に連絡してください。
出店者の登録方法
No Food Lossへの出店を希望される店舗は、下記の通りに手順で登録できます。
- メールにて問い合わせ
- 専用アカウントの開設
- スタートキットの送付
初期費用、月額料金、発行手数料がかからず、販売料金の一部を手数料としてかかるとのことでした。最短3日で導入できるとのことでした。
<参考>
- 会員利用規約 | No Food Loss
最後に
今回は、No Food Lossを利用するなら知っておきたい9の注意事項について記載いたしました。
様々な問題があるかと思いますが、同業者として応援してます!!継続的なサービスを展開できることを心から期待しております。
フードロスに向き合う様々なサービスに関して、独自にまとめたページはこちらになります。ご関心があれば是非どうぞ^^
「食彩life」の運営者 dai が食品業界を分析した内容を無料で配布しております。
令和時代に向けて是非とも知っておきたい食品業界情報になりますよ。
食品業界の実態・トレンドを知ることで、食品業界の知識の向上に役立たせることができます。また、食品業界を目指している方にとって、食品メーカーで従事していた生の意見(一次情報)を知ることができます。
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