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惣菜管理士3級合格のために『食物と栄養』で最低限知っておきたい7つのこと【独自対策⑤】

惣菜管理士3級合格のために『食物と栄養』で最低限知っておきたい7つのこと【独自対策⑤】 アイキャッチ

どうも。食品系メディアを複数を運営している dai です。(プロフィールはこちら!運営メディアはこちら!「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」「食品OEM・PBポータルサイト 食彩名鑑」)

前回は、惣菜管理士3級の科目「惣菜の調理加工」についてまとめてみました。

今回は、惣菜管理士3級の科目「食物と栄養」で最低限知っておきたい7のことについて記載したいと思います。ちなみに僕自身は1級の資格を持っております。過去問は手に入りませんので、「添削問題」や「惣菜管理士試験問題集」をみて学習するしかないです。

惣菜管理士3級の難易度もそこまで難しくないため、それなりに勉強すれば受かりますよ。(得意先の人は一夜漬けで合格した方もいらしましたね)

惣菜管理士1級 登録証書 食彩life
目次

惣菜管理士3級について惣菜管理士3級について

惣菜管理士三級とは??

まず、惣菜管理士3級について記載します。

惣菜管理士三級の試験範囲

惣菜管理士三級の試験範囲はこちらになります。

試験コンセプト:安全と栄養
レベル:基礎的な知識、担当者レベル

上記のリンク先には各科目ごとに、最低限の暗記すべき項目を独自にまとめております^^

【2019年度10月開講分よりカリキュラムの改訂】

2019年度10月開講分より、惣菜管理士3級のカリキュラムが変更になります。新科目変更の初年度のため、旧来の科目も踏襲しておりますね。そのため旧来の科目の抑えておこう。

個人的に受講に当たっての感想(2015年)

該当年の試験に関して記載いたします。基本的に、 「惣菜管理士問題集」 のみ行えば合格可能になりました。ただし、設問の聞き方など丸暗記では対応できない工夫がしてあり、それなりに勉強することをお勧めします。周りに人は一夜漬けで合格した人もいました。僕自身は勉強しすぎたと思います。

該当年の試験に関して記載いたします。基本的に、「惣菜管理士問題集」のみ行えば合格可能になりました。ただし、設問の聞き方など丸暗記では対応できない工夫がしてあり、それなりに勉強することをお勧めします。周りに人は一夜漬けで合格した人もいました。僕自身は勉強しすぎたと思います。

  • 勉強開始時期:試験2週間前から
  • 平日の通勤時間:30分×2回
  • テスト前週の土日:各1時間
  • テスト前日:1時間

2018年惣菜管理士資格試験合格者および合格率

2018年惣菜管理士資格試験合格者及び合格率は、下記の通りになります。

級別受験者数合格者数合格率
一級739名606名82.0%
二級1,032名910名88.2%
三級1,992名1,616名81.1%
合計3,763名3,132名83.2%

「惣菜産業新聞JMニュース 2018.8.1発行」引用

ここから各単元ごとに暗記項目を記載しておきます。今回は、食物と栄養になります。(独自の暗記項目ですが、試験範囲内なんで最低限暗記しておくことは好ましいですよ)

「食物と栄養」で最低限覚えておきたい7のこと

食物と栄養で最低限覚えておきたい7つのことは、下記の通りになります。

必須アミノ酸について

体の中で合成されず、食物で摂取しなければならない必須アミノ酸は9種類あります。全て暗記しておこう。

フェニルアラニン、トリプトファン、イソロイシン、ロイシン、バリン、リジン、スレオニン(トレオニン)、ヒスチジン、メチオニンの9種類の必須アミノ酸です。

生活習慣病に該当する病気について

生活習慣病に該当する病気に関して下記の通りになります。すべて覚えよう。

糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化症、心疾患、脳血管疾患、悪性新生物(ガン)など

緑黄色野菜について

「緑黄色野菜」とは、可食部100gあたり、カロテンが600μg以上を含有する野菜*のことです。ホウレンソウ、カボチャ、小松菜、春菊、ブロッコリーなどがそれに当たります。

*一部数値が満たないが、摂取量および頻度を勘案して緑黄色野菜としている。(アスパラ、サヤインゲン、オクラ、トマト、ピーマンなど)

基礎代謝について

基礎代謝とは、呼吸、循環、排泄などの 生理状態を維持するのに必要最低限のエネルギー をのことです。基礎代謝は体重や体格、性別などの違いに影響されます。基礎代謝量は、成人男性が1,200〜1,600kcal、成人女性が1,000〜1,200kcalになります。

炭水化物について

炭水化物とは、もっとも摂取量が多い栄養素です。ヒトの体内で合成できず、食事でとるしかありません。糖類の結合の仕方により単糖類、少糖類、多糖類に分類されます。

糖類
単糖類ブドウ糖(グルコース)、 果糖(フルクトース)
二糖類ショ糖(スクロース)、 乳糖(ラクトース)
少糖類マルトオリゴ糖
多糖類デンプン、セルロース

デンプン:ブドウ糖が多数結合したもの。
セルロース:βグルコースが多数結合したもの。ヒトの消化酵素では消化されない。

タンパク質について

タンパク質とは、アミノ酸が多数結合した高分子化合物です。アミノ酸同士の結合を、ペプチド結合と言います。タンパク質を分解する消化酵素は、ペプシン、トリプシン、キモトリプシンです。アミノ酸価は、植物性タンパク質より動物性タンパク質のほうが栄養価が高いものが多いです。

脂質について

脂質とは、脂肪酸とグリセロールが結合した高分子化合物です。

脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がある。
・飽和脂肪酸:二重結合を持たない構造式。
・不飽和脂肪酸:二重結合を一つ以上持つ構造式。

n-6系高不飽和脂肪酸とn-3系高不飽和脂肪酸の摂取バランスが重要と言われている。

・n-6系高不飽和脂肪酸:植物油(リノール酸)、肉類(アラキドン酸)に含まれる。
・n-3系高不飽和脂肪酸:魚介類に含まれる。秋刀魚、イワシ、サバなどに含まれる。

最後に

今回は惣菜管理士3級の科目「食物と栄養」で最低限知っておきたい7のことについて記載いたしました。

惣菜管理士三級を受験される方にとって、参考になれば幸いです^^業務をしながらの受験になるかと思いますが、効率的に勉強しましょう。

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