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惣菜管理士3級合格のために『食品に関する法律』で最低限知っておきたい7つのこと【独自対策⑥】

惣菜管理士3級合格のために『食品に関する法律』で最低限知っておきたい7つのこと【独自対策⑥】 アイキャッチ

どうも。食品系メディアを複数を運営している dai です。(プロフィールはこちら!運営メディアはこちら!「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」「食品OEM・PBポータルサイト 食彩名鑑」)

前回は、惣菜管理士3級の科目「食物と栄養」についてまとめてみました。

今回は、惣菜管理士3級の科目「食品に関する法律」で最低限知っておきたい7のことについて記載したいと思います。ちなみに僕自身は1級の資格を持っております。過去問は手に入りませんので、「添削問題」や「惣菜管理士試験問題集」をみて学習するしかないです。

惣菜管理士3級の難易度もそこまで難しくないため、それなりに勉強すれば受かりますよ。(得意先の人は一夜漬けで合格した方もいらしましたね)

惣菜管理士1級 登録証書 食彩life
目次

惣菜管理士3級について

惣菜管理士三級とは??

まず、惣菜管理士3級について記載します。

惣菜管理士三級の試験範囲

惣菜管理士三級の試験範囲はこちらになります。

試験コンセプト:安全と栄養
レベル:基礎的な知識、担当者レベル

上記のリンク先には各科目ごとに、最低限の暗記すべき項目を独自にまとめております^^

【2019年度10月開講分よりカリキュラムの改訂】

2019年度10月開講分より、惣菜管理士3級のカリキュラムが変更になります。新科目変更の初年度のため、旧来の科目も踏襲しておりますね。そのため旧来の科目の抑えておこう。

個人的に受講に当たっての感想(2015年)

該当年の試験に関して記載いたします。基本的に、 「惣菜管理士問題集」 のみ行えば合格可能になりました。ただし、設問の聞き方など丸暗記では対応できない工夫がしてあり、それなりに勉強することをお勧めします。周りに人は一夜漬けで合格した人もいました。僕自身は勉強しすぎたと思います。

該当年の試験に関して記載いたします。基本的に、「惣菜管理士問題集」のみ行えば合格可能になりました。ただし、設問の聞き方など丸暗記では対応できない工夫がしてあり、それなりに勉強することをお勧めします。周りに人は一夜漬けで合格した人もいました。僕自身は勉強しすぎたと思います。

  • 勉強開始時期:試験2週間前から
  • 平日の通勤時間:30分×2回
  • テスト前週の土日:各1時間
  • テスト前日:1時間

2018年惣菜管理士資格試験合格者および合格率

2018年惣菜管理士資格試験合格者及び合格率は、下記の通りになります。

級別受験者数合格者数合格率
一級739名606名82.0%
二級1,032名910名88.2%
三級1,992名1,616名81.1%
合計3,763名3,132名83.2%

「惣菜産業新聞JMニュース 2018.8.1発行」引用

ここから各単元ごとに暗記項目を記載しておきます。今回は、食品に関する法律になります。(独自の暗記項目ですが、試験範囲内なんで最低限暗記しておくことは好ましいですよ)

「食品に関する法律」で最低限覚えておきたい7のこと

食品に関する法律で最低限覚えておきたい7つのことは下記の通りになります。

食品に関する法規について(一覧編)

食品に関する法律関連の特徴になります。一覧形式にしております。

法律特徴
食品安全基本法食品に安全を守る理念
食品衛生法食品の安全を守る規制
食品リサイクル法食品廃棄物の抑制、 再生利用などに関する法律
廃棄物処理法食品廃棄物の適正な処理に 関する法律
製造物責任法*製造物の欠陥による 被害者被害の救済を 目的とした法律
食品表示法食品表示に関する法律

*別名でPL法(Product Liability)ともいう。

食品安全基本法について

食品安全基本法とは、 食品に安全を守る理念 であります。国、地方自治体、食品関連事業者、消費者などの団体に関して、食品に関わる責務および役割が求められている。

<求められる役割>
・国、地方自治体、食品関連事業者:食品の安全性の確保に関してそれぞれ責務が規定されている。
・消費者:食品の安全性に関する知識や理解を深めるとともに、食品の安全性の確保に関して積極的に意見を表明することを求めれている。

食品衛生法について

食品衛生法とは、 食品の安全を守る規制 であります。その中の食品衛生管理者制度に関して下記事項を暗記しておこう。乳製品、添加物、食肉製品などを製造する業種において食品衛生管理者を置かなければならない。

食品リサイクル法について

食品リサイクル法とは、 食品廃棄物の抑制、再生利用などに関する法律 であります。再生利用などにおける優先順位について記載しております。

  • 発生の抑制:生産、流通、消費の各段階で食品廃棄物そのものの発生を抑制する。
  • 再生利用:再資源化できるものは肥料や飼料などへの再利用を行う。
  • 減量:廃棄されるものは脱水・乾燥などで減量し処分しやすいようにする。

廃棄物処理法について

廃棄物処理法とは、 廃棄物の適正な処理に関する法律のことです。

破棄物と処理の基本

廃棄物処理の基本としては、減量化、安定化、安全化、無害化が掲げられている。廃棄物とは、ゴミ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、糞尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物または不要物であり、固形状または液体のものをいう。( 放射性物質およびこれによって汚染されたものを除きます。 )

廃棄物の分類

廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物に分類されます。

  • 一般廃棄物:生活に伴って発生するゴミや尿などで、処理は主に市町村によって行われる。産業廃棄物以外の廃棄物のこと。
  • 産業廃棄物:工場や事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、糞尿、廃油、廃酸、廃アルカリ類などの20種類以上の廃棄物のこと。

・特別管理一般廃棄物とは、一般廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染症その他の人の健康または生活環境に関わる被害に生ずる恐れがある性質を有するもののこと。
・特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染症その他の人の健康または生活環境に関わる被害に生ずる恐れがある性質を有するもののこと。

製造物責任法(PL法)について

製造物責任法とは、 製造物の欠陥による被害者被害の救済を目的とした法律 であります。この法律で定義づけている下記単語について覚えよう。

単語説明
製造物製造または加工された動産
欠陥当該製造物が 通常有すべき安全性を欠いていること。

よりわかりやすく説明すると…

単語説明
製造物製造または加工された食品。
欠陥当該製造物の特性、 その通常予見される使用形態など考慮した上で、 製造物が安全性が担保されていないこと。

食品表示法について

食品表示法とは、 食品表示に関する法律 であります。食品表示法とは、食品衛生法、JAS法、健康増進法の3法についての食品表示の部分を一括で統合した法律になります。

最後に

今回は惣菜管理士3級の科目「食品に関する法律」で最低限知っておきたい7のことについて記載いたしました。

惣菜管理士三級を受験される方にとって、参考になれば幸いです^^業務をしながらの受験になるかと思いますが、効率的に勉強しましょう。

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