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食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリットをまとめてみた

食の定額制「Reduce Go」の3つの魅了的なメリット アイキャッチ

どうも。食品系メディアを複数を運営している dai です。(プロフィールはこちら!運営メディアはこちら!「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」「食品OEM・PBポータルサイト 食彩名鑑」)

前回、SHIFFT株式会社が展開の「Reduce GO」について考えうる懸念点を分析しました。今回は、「Reduce Go」における 3つの魅了的なメリット をまとめてみたいと思います。

画期的なサービスで個人的に応援しています。

目次

「Reduce GO」とは

reduce go HP①(公式)

余剰食品削減プラットフォームで、食品ロスを減らしたい飲食店と、お店の料理を安く食べたいユーザーをマッチングしたサービスになります。しかも、定額(月額)でテイクアウト可能になります。

  • 月額料金    1,980円  
  • 使用回数  毎日2回までご注文が可能 。
  • 展開エリア 関東エリアと名古屋エリアに対応。以後拡大予定。(全国展開を視野)
  • サービス開始時 2017年ローンチ予定 2018年4月5日〜

本サービスは2017年ローンチを予定していておりましたが、更なる品質の向上とより多くの飲食店の参加のため、サービスの開始が延期になりました。サービス開始時期を2018年春頃に延期とのこと。

reduce go サービス延期の知らせ

2018年4月5日からサービスを開始してますよ。

reduce go HP② (公式)

ReduceGoの加盟店舗をまとめました。こちらから確認できますよ。

「Reduce GO」の利用方法

iOS・Androidアプリで利用が可能で利用者は 周辺の商品検索から注文まで最短3タップ で行なえます。お店は自由にメニュー作成ができ、利用者の注文状況を簡単にご確認いただけます。

reduce go の使い方

魅力的なメリット及びそれに伴う問題点

魅力的なポイントを列挙しております。魅力的なポイントには裏返しで人によっては問題点(デメリット)にもなりうるため、そちらも記載しております。(全ての人が満足するサービスなんてそもそも存在しないため)

「ReduceGo」の3つの魅力的なポイント
  1. 食費の圧縮できる。
  2. 様々な飲食店の余剰商品を食べることができる。
  3. 店側にとって集客と収益と社会的な貢献ができる。

①食費の圧縮

月額料金1,980円で毎日2回の注文が可能のため、利用次第では食費を抑えることができる。食費代を抑えたい人にとっては理想的なサービスになります。

<人によってはデメリット>
お店に取りに行かないといけないため、交通費がかかる。
テイクアウトする時間の制約があり、その時間が空いていないとテイクアウトできない。

基本的にはレストランや飲食小売店に近くに住んでいるユーザーにとって利用しやすいサービス と言えます。

②様々な飲食小売店の余剰商品を食べることができる

様々なレストランや飲食小売店の余剰商品を食べることができ、新たな発見を見つけることができる。「この店は美味しかった。だから、今度行ってみよう。等」、お店を知るきっかけになる。

<人によってはデメリット>
余剰商品のため、店によっては美味しく感じない商品もあるかもしれない。

③店側にとって集客と収益と社会的な貢献ができる。

店側として食品廃棄せざる得ない商品をユーザーに食べてもらうことで、食品廃棄する機会が減る。しかも、店として販売するわけではないため(都度決済することがなく)、販売価格が表に出ずに販売しやすい。店側にとって、メリットを列挙しています。

<店側にとってのメリット>
・新規顧客へのアプローチ
・業務コストの削減(食品廃棄費用を削減することができる)
・初期費用も月額料金もかからない。しかも、加盟店に関してサービス収益の一部を還元*する。
・余剰食品を廃棄していないことを証明ができる。
・CO2排出削減と社会活動団体への資金援助に協賛できる。

Reduce GO サービスの仕組み(公式)

*還元金のお受け取り条件として、1日に一つ以上の商品を10日以上提供が必要とのこと。還元額はユーザー数と店舗数により変動するとのこと。

<店によってはデメリット>
・登録などが面倒 ※実際、特別な機器は必要なく、お手持ちのスマートフォンやタブレットだけで簡単に利用可能)
・食品衛生の問題 ※ケアが大変

【追記】食品衛生問題に関する「ReduceGo」のスタンス

公式サイト上にて食品衛生に関して、Q&Aがありました。

「賞味期限内の食品(通常販売されている食品と同等の品質の食品)を見切り品としての扱いでご提供ください。テイクアウトの場合は当日中に召し上がるようご説明いただくか、日持ちする場合は安全な保管方法や消費期限を正しく説明してください。テイクアウトの了承が困難な場合は、店内でご飲食いただくよう勧めてください。」

Reduce GO Q &A(公式)

<公式サイトの食品衛生問題についてQ&Aにおける元食品メーカー従事者としての見解>
①日持ちする場合は安全な保管方法や消費期限を正しく説明してください。
→正しく説明することはなかなか難易度があり、できない人もいてそう。
②テイクアウトの了承が困難な場合は、店内でご飲食いただくよう勧めてください。
→店内で食べてもらうには、店として敬遠しそう。
③店側にとって提供する食品表示の記載が難しいのではないか?

最後に

今回は、「Reduce Go」における3つの魅了的なメリットをまとめてみました。

サービスの継続には提供してもらう店側(レストランや飲食小売店)の協力が必要になります。ユーザーに関しては事前登録に関し想定を大きく上回るたくさん登録があったそうで終了しており、ひとまずユーザーを手にすることができました。次に、店側と提供の仕方、食品の表示問題など、様々な問題があります。

食品はどうしても口に入れるため消費者の目線が厳しくなっているのが現状です。そのためより発展していくためにこの高いハードルを越えないといけません。今後もこの画期的なサービスを見守り続けたいと思います。

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