出張終わりで『TABETE』が使える!?仕事終わりにフードロス食品をレスキューしてみた。【注文・引き取り方法の解説あり】
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どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。(プロフィールはこちら//食品業界情報は→こちら)
フードシェアリングサービス、「TABETE」はご存知でしょうか?
TABETEとは、廃棄の危機にある食品を手軽にレスキューできるWebプラットフォームになります。アプリもリリースされており、iPhoneに限らず、andoroid版もリリースされております。
今回は、出張終わりでTABETEを利用できるかどうかを検証してみました。(2019年4月中旬)関東に出張の予定があり、仕事終わりにレスキューできるかどうかを調査した結果、無事にレスキューすることができました。TABETEの注文方法や引き取り方法を今回の実例とともに写真で記載しております。
フードシェアリング、TABETE
まず、「TABETE」とは、どんなサービスでしょうか?
「TABETE」とは、廃棄の危機にある食品を手軽にレスキューできるWebプラットフォームになります。いままで飲食店では、品質上問題なくても、泣く泣く廃棄しておりました。まだ食べられるのに廃棄するのはおかしいとのことで、このサービスでは、食べてもらえるユーザーをITを駆使してマッチングしております。
- 出品商品の販売価格帯:250円〜680円
- 展開エリア:東京都を中心に関東エリア、石川、静岡、愛知、大阪、兵庫、福岡など(以後順次担当エリアを拡大予定)
- 加盟店舗数*:566店舗(2020年3月18日現在の情報になります。)
- 登録者数:約10万7千人(2019年4月8日現在の情報になります。)
実際、日本ではまだ食べられるのに捨てられてしまっている、フードロス量は、643万トンと推計されております。(2016年度)まだ食べられるものが捨てられてしまう問題(フードロス)について、社会全体が真剣に取り組まなければならない問題になります。 より詳細なフードロス事情に関しては、今回の記事では割愛しますが、下記記事で詳細にまとめております。ご関心があればこちらもご覧ください。 ①フードロス(食品ロス)とは?食料ロスと食料廃棄の違いや原因など、食品従事者が徹底的にまとめてみた。 ②今から家庭でできる!いち消費者の6つのフードロス対策【食品関係者記載】 ③食品業界が取り組むべき8つのフードロス対策とは【現役食品メーカー勤務者が分析】 TABETEのサービスの利用方法になります。【Webブラウザーの場合】こちらに関しても、Phone、Androidアプリも利用できます。 引き取り時間が設定されておりますので、事前に引き取り可能時間と店舗までの距離を確認した上で注文しておこう。なぜなら、受取の期限を超えた場合にはフードを受け取ることができず、キャンセル、代金の払い戻し、代替品の請求その他いかなる請求もできない、と規定されておりますよ。(TABETEの利用規約より) 決済エラーなど、サービスに関するトラブルの場合にはTABETE事務局にお問い合わせしてみよう。連絡手段は2種類あります。 ①LINE@(公式) ②問い合わせフォームからご連絡ください。 実際、出張中にレスキューしてみた様子になります。幸い、レスキュー可能なエリア(秋葉原)に食品が出品されておりましたので、事前にレスキューに申し込みました。もちろん仕事終わりに余裕を持って取りに行けるお店・時間にしております。店舗に迷惑がかかりますので。 ◯レスキューした商品はこちら めり乃秋葉原本店を選択し、地図・引き取り可能時間を確認した上で、自分がレスキュー可能な時間を記載しました。そこで、「お会計してレスキューに向かう」をクリックします。 すると、レスキューに関する注意喚起のページが現れます。 ご理解した上で「確認して進む」をクリックしましょう。ただ、TABETE側のアレルゲン情報に関する認識やキャンセル条件、責任の所在に関してさらに詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。 支払いに関して本人名義のクレジットカードによって支払うことができるために登録して、「レスキューを確定する」をクリックすれば成約になります。 次に購入した商品のレスキューの流れになります。 先ほど購入した商品をレスキューするために時間内に間に合うように、めり乃秋葉原本店を向かいました。まあ、東京近辺で商談していたのでそこまでの物理的な負担、金銭的な負担はありませんでした。 購入したお店に到着すると、「受け取る」をクリックします。(僕の場合はめり乃秋葉原本店)注意喚起の画面になり、お店に到着したかどうかの確認があり、到着していれば「到着しました」をクリックしましょう。もちろん、場所の間違いにはご留意ください。 次にレスキューチケットを店員さんに見せましょう。商品をいただきレスキューを完了させましょう。 実際のレスキューした様子になります。商品にTABETEのシールが入っております。 ◯レスキューの様子 僕がレスキューしたフードロス商品は、「ラム肉で作るタコライス」になります。 ラム肉の端肉を使用してつくったタコライスで、TABETE限定の特別メニューになります。めり乃は、食べ放題業態でラム肉をスライスした際に発生した廃棄ぜざる得ない部分をフードロス削減のために、TABETEユーザーに提供しております。 味の感想として、非常にバランスが良く美味しかったです。味付けされたラム肉、カットトマト、チーズ、キャベツ、温泉卵が合間って、美味しさを助長させております。ラム肉をクミンなどのスパイスで下味をつけることで、スパイシーな味を実現しており、トマトの酸味、チーズの濃厚さ、温泉卵が味を引き立たせます。 気になったところは、この食品は完全に日持ちしないと思いました。チーズ、温泉卵を入れており、春の時期は良いが、夏場などの温度が高い場合は、早めに食べる必要があります。 TABETEとしては、商品によって様々ですが、最低でもその日のうちは安全においしく食べていただけるもののみを提供しているとのことでした。さらに、詳細にお聞きしたい場合、引き取り時に提供店舗にご自身で確認してみてみよう。 さらに、TABETEを利用する上で知っておきたい注意事項はご参考ください。 今回は、出張終わりでTABETEを使えるかどうかを実証してみました。 仕事終わりにフードロス食品をレスキューできるかどうかを調査した結果、無事レスキューすることができました。TABETEの注文方法や引き取り方法を実例とともに説明しております。 TABETEの展開エリアは東京を中心のサービスのため、提供できる場所は限定されますが、出張中や関東に行った際に簡単にタイミングよくフードロスをシェアできる世界がさらに広がれば、さらなる可能性が広がまります。TABETEのサービスのさらなる活性化に期待したいと思います。 ①【リリース前から徹底分析】「TABETE」と「ReduceGo」の6つの違いと8つの共通点 ②ガイアの夜明けで特集!!「TABETE」の手数料における問題点と克服する案【食品従事者記載】 ③フードシェアリング「TABETE」のサービスの登録の仕方と利用の仕方についてまとめてみました。【祝リリース】 ④これで完璧?TABETEを利用するうえで知っておきたい10の注意事項【食品従事者記載】 ⑤「TABETE」がiOSアプリをリリースに至ったその3つの目的・狙いを考えてみた。【食品従事者分析】 ⑥「tabete」はフードロスを解決するフードシェアリング市場をリーディングになりうる?他社を置き去りにする4つの施策 ⑦【TABETEと業務提携】定額制ランチのテイクアウト、POTLUCK (ポットラック)を利用する前に知っておきたい9のこと <参考>フードロスの実態
TABETEのレスキューの利用方法について
実際、TABETEのレスキューの様子をまとめてみた【写真解説あり】
TABETEの出品商品の注文の流れ
TABETEの出品商品のレスキューの流れ
レスキューした商品「ラム肉で作るタコライス めり乃」の実物と感想
「ラム肉で作るタコライス めり乃」の味の感想
最後に
「食彩life」の運営者 dai が食品業界を分析した内容を無料で配布しております。
令和時代に向けて是非とも知っておきたい食品業界情報になりますよ。
食品業界の実態・トレンドを知ることで、食品業界の知識の向上に役立たせることができます。また、食品業界を目指している方にとって、食品メーカーで従事していた生の意見(一次情報)を知ることができます。
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