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前回、食品表示検定を受験するために検定対策セミナーは必要かどうかを記載しました。
今回は、 食品表示検定 初級と中級の8つの違い について記載したいと思います。食品表示検定では、初級を経ずに中級を受験することも可能になりますので、各級の特性を知った上で自分のレベルに合わせて受験することが一発合格への秘訣になります。
食品表示検定対策ページを作成しました。
食品表示検定 初級と中級との違い
食品表示検定 初級と中級の違いを記載したいと思います。下記要約しております。
項目/資格 | 初級 | 中級 |
対象者 | 主婦、学生、 量販店の販売員など | 食品関連の品質管理部部門、 食品従事者など |
対象テキスト | 『改訂6版・食品表示検定 認定テキスト・中級』 | 『改訂6版・食品表示検定 認定テキスト・中級』 |
試験時間 | 90分 | 90分 |
問題数 | 全75問 | 全100問 |
合格ライン | 70点以上(100点中) | 70点以上(100点中) |
合格率* | 65.3% | 48.5% |
平均点 | 73.7点 | 68.6点 |
難易度(主観) | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
検定料金(税込) | 4,900円 | 8,200円 |
検定対策セミナー* | 13:00~17:30 | 9:30~17:30 |
検定宅作セミナーの 費用(税込) | 5,100円 | 10,300円 |
*合格率に関して、第17回初級・中級(2018年6月13日)の検定実績から参考にしております。
*検定対策セミナーに関して、2018年前期対策セミナーの情報になります。
食品表示検定の対象者について
食品表示検定 初級では、食品表示を理解した上で、商品を選択したい消費者、食の生産、製造、流通の食品表示の初心者向けになります。一方、食品表示検定 中級では、食品表示を理解する必要のある生産、製造、流通の現場の人材向けになり、より専門性が上がります。
該当試験の対象テキストについて
該当試験ごとに対象テキストが変わります。もちろん、初級と中級では中身の濃さが違います。2冊とも所有しておりますが、所有しておいて損はないですよ。試験が終わった後でも、仕事柄食品表示に関して確認するときに使用しております。自分の会社の机には常に置いてます。
試験時間と問題数
初級、中級共に、試験時間は90分になります。マークシート形式による選択問題初級の問題数は75問で、中級の問題数は100問になります。両方とも試験を受けましたが、初級はかなり時間は余りましたが、中級に関してはそこまで時間は余らず、問題を解いて見直したらちょうど90分でした。中級に関して範囲も広く、広く勉強することが求められます。
合格ラインと合格率と平均点
合格ラインに関しては、初級、中級共に70点以上(100点中)が合格になります。
初級の合格実績
第17回 食品表示検定 初級(2018年6月13日) 合格実績になります。
受験者 | 2,944人 |
合格者 | 1,923人 |
合格率 | 65.3% |
平均点 | 73.7点 |
中級の合格実績
第17回 食品表示検定 中級(2018年6月13日) 合格実績になります。
受験者 | 3,511人 |
合格者 | 1,703人 |
合格率 | 48.5% |
平均点 | 68.6点 |
個人的な難易度
初級、中級共に受験してみましたが、個人的には難易度は下記の通りに感じました。
級 | 個人的な難易度 |
初級 | ★★☆☆☆ |
中級 | ★★★☆☆ |
試験に関してまずまずの難易度だと思いますが、侮ることなかれ。一夜漬けでは合格できないと思いますよ。継続したコツコツした勉強が必要だと思います。
試験料金
試験料金に関しては下記の通りになります。
級 | 試験費用(税込) |
初級 | 4,900円 |
中級 | 8,200円 |
検定対策セミナーについて
検定対策セミナーとは、食品表示検定を運営する一般社団法人食品表示検定協会が行う、 公式の検定対策セミナー になります。食品表示検定を運営する団体による公式の対策セミナーなので、初級受験時に参加した検定対策セミナーが非常に良かったので、中級も受講しました。受講する前までの勉強の進捗にはよりますが、非常に良かったと思います。ある程度事前に参考書を目を通しておく方がオススメです。
特に過去問ももらえますし、費用はかかりますが受講して後悔はなかったですね。
検定対策セミナーの費用
検定対策セミナーに関しては下記の通りになります。
級 | 費用(税込) |
初級 | 5,100円 |
中級 | 10,300円 |
最後に
今回は、食品表示検定 初級と中級の8つの違いについてまとめてみました。
食品表示検定に関する知識を高め、業務で使用する場合は業務で使用しましょう。業務で使用しない場合でも、僕ら人間は、食品を毎日食べる以上食品表示とは切っても切れない関係にあります。勉強しても損はない資格であるといえます。