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食品業界の登竜門と言っても良い、惣菜管理士試験はご存知でしょうか?
惣菜管理士試験とは、食品の基礎から応用の知識、中食の知識などの習得を目的にした試験になります。2019年度10月開講分より惣菜管理士試験の一部が変更されます。
今回は、惣菜管理士試験の4つの変更点【2019年度10月開講分より】について記載したいと思います。僕の勤務先が資格取得を推奨しており、僕自身は1級の資格を持っております。
惣菜管理士とは

それでは惣菜管理士について説明します。
食品に関する基礎から専門知識までの総合的な修得を目的に、1993年*から年1回、食品に関する通信研修および資格試験を実施し「惣菜管理士」を認定しています。資格は三級から一級まで3段階あり、毎年受講者は増加しています。
2020年に「惣菜管理士」は28,000人を突破し、惣菜企業をはじめ、食品メーカー、流通、卸、外食など、幅広い分野で活躍しています。
(惣菜管理士 | 教育事業 | (一社)日本惣菜協会のHPより)
惣菜管理士試験の4つの変更点
2019年度10月開講分より惣菜管理士試験の一部が変更されます。その内容をまとめてみました。
- 養成研修(セミナー動画)の受講が任意に変更
- 惣菜管理士資格試験を受験できる有効年数の変更(4年→3年)
- 惣菜管理士資格試験の試験時間の変更(120分→90分)
- 各級の科目の改訂(3年かけて変更)
養成研修(セミナー動画)の受講が任意
養成研修(セミナー動画)の受講が任意になりました。今までは養成研修が各地域で開催されており参加が必須でしたが、2019年度10月開講分よりセミナー動画をオンラインで受講期間であれば見ることができ、必須ではありません。そのため、試験の流れは下記の通りになります。
養成研修受講*【任意】→研修【通信教育】(10〜3月)→資格試験(6月下旬)→合格発表(7月上旬)
惣菜管理士資格試験を受験できる有効年数の変更
惣菜管理士資格試験を受験できる有効年数が「養成研修受講終了を含む4年」から「養成研修受講終了を含む3年」に変更になりました。万が一、惣菜管理士試験で不合格になった場合、再受験の期間が1年短くになります。受験の資格期間が切れた場合、該当級の養成研修を申し込み、再び最初からやり直すことになります。
惣菜管理士資格試験の試験時間の変更
惣菜管理士資格試験の試験時間が120分から90分に変更になりました。正直僕自身、試験時間は長く感じており、途中退出可能のため、退出していました。好ましい変更かと感じました。
各級の科目の改訂(3年かけて変更)
惣菜管理士各級の科目の改訂になりました。2019年度10月開講分より、3年かけての変更のため、要注意です。
- 2019年度10月開講分より→惣菜管理士3級のカリキュラム(科目)の改訂(2級、1級は現行科目のまま)
- 2020年度10月開講分より→惣菜管理士2級のカリキュラム(科目)の改訂(1級は現行科目のまま)
- 2021年度10月開講分より→惣菜管理士1級のカリキュラム(科目)の改訂
惣菜管理士試験の対策に関して
2019年度10月開講分より、惣菜管理士各級のカリキュラムが3年かけて改訂になります。カリキュラムの変更にはなりますが、惣菜管理士試験の根本は変わっておりません。より学びややすく体系的に変更されております。
一足早く、2019年度10月開講分より惣菜管理士3級のカリキュラムが変更になりますが、変更の初年度のため現行科目も踏襲しておりますね。そのため現行科目もしっかり抑えておこう。
最後に
今回は、惣菜管理士試験の4つの変更点【2019年度10月開講分より】についてまとめてみました。
2019年度10月開講分より惣菜管理士試験の一部が変更され、特に養成研修のカリキュラムが3年かけて変更になり、受験者はしっかり抑えておきましょう。より学びやすく体系的に学べるようになり、試験を通じて食品業界の知識をしっかり習得しましょう。