食の栄養バランスチェック(明治の食育)の診断の仕方とメリット・デメリットを食品従事者がまとめてみた 2019 05/19 Updated 2020.03.07 2019 05/19 Published 2019.05.19 / dai \ この記事を共有 / 24 B! リンクをコピーする 食の栄養バランスチェック(明治の食育)の診断の仕方とメリット・デメリット... dai 24 B! リンクをコピーする スポンサードリンク スポンサードリンク どうも。「食彩life」「やさしい食品表示ラボ」を運営している dai です。(プロフィールはこちら//食品業界情報は→こちら) みなさん、ご自身の健康状況を確認したりすることはありますでしょうか? 飲み過ぎた次の日、食べ過ぎた次の日に食事を調整する、減らすなどは対応されている方はいらっしゃるかもしれませんが、栄養バランスを診断したりされている方はなかなかいらっしゃらないかもしれません。僕自身も30歳になり身体の栄養状況を調べたいと思い、色々と調べてみました。 今回は、食の栄養バランスチェック(明治の食育)の診断の仕方とメリット・デメリットについてまとめてみたいと思います。栄養バランスチェックでは、1日の食事のバランスを簡単に知ることができるため、ご自身の栄養バランスを初めて知る方にはオススメです。もちろん、メリット、デメリットがありますので、そちらも記載しておきます。 関連記事 自分の体の栄養バランスを知りたくない?簡単に栄養バランスを診断する3つの方法【食品従事者記載】 目次 1. 栄養バランスを意識した食生活を送ろう2. 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」とは・診断できる項目2.1. 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」で診断できる項目3. 食の栄養バランスチェック(明治)の診断の仕方4. 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のメリット・デメリット4.1. 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のメリット4.2. 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のデメリット5. 最後に 栄養バランスを意識した食生活を送ろう (画像引用:「食事バランスガイド」について:農林水産省) 本題に入る前に、栄養バランスが良い食事とはどんな食事かわかりますか? 主食、主菜、副菜を基本に栄養バランスを整えていく食事になります。国が「食事バランスガイド」を設定しております。「食事バランスガイド」とは、1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考資料して、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。 ただし、こちらの画像に関してもあくまで参考例であり、理想的な食べ方は年齢や生活スタイルよって変わります。偏った食材ばかり食べるのではなく、多種多様な食材をまんべんなく食べることが重要です。 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」とは・診断できる項目 明治では、明治の食育というサイトを運営されております。 食の大切さ・楽しさ、食のバランス、食の安全・安心の3つの軸で、食を知る、学ぶ、楽しむという場を提供されております。このサイトには、食の栄養バランスチェックというページがあり、1日の食事のバランスを知ることができます。 食の栄養バランスチェック(公式)を覗いてみる 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」で診断できる項目 食の栄養バランスチェックで、診断できる項目は下記の通りになります。あくまで理論値になりますが。 ●食の栄養バランスチェックでの診断範囲 エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 カリウム カルシウム 鉄 ビタミンA(レチノール当量) ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食塩相当量 食事バランスガイドのSV数 食の栄養バランスチェックで診断すると、栄養素の過不足がわかり、料理区分ごとの自分自身のSV数がわかります。オススメのメニューに関しても提案してくれます。 SV数とは SVとは、サービイングサイズの略で、料理郡ごとに異なった基準で基本単位が決められております。SV数は性別や年齢によって異なります。 食の栄養バランスチェック(明治)の診断の仕方 食の栄養バランスチェックの使い方は、下記の通りになります。朝食、昼食、夕食、間食・おやつの項目で、それぞれの食事で食べたものを6つの料理区分から見つけて選択するだけなので、視覚的で簡単ですよ。 ●食の栄養バランスチェックの使い方 食の栄養バランスチェック(公式サイト)より、「食の栄養バランスチェック 診断ページ」をクリックする。 朝起きてから寝るまでのそれぞれの食事で食べたものを6つの料理区分(主食、副菜など)から見つけてクリックする。(下図①参照) 朝食、昼食、夕食、間食・おやつの項目で該当の食事を選択する。 選択が完了すれば、「診断スタート」をクリックすれば、ご自身の栄養バランスを確認することができます。(下図②③参照) ① 運営者daiが測定したとある1日の食事の栄養バランスになります。栄養素編では、少ない、適量、多いの3段階で診断されます。 ②とある1日の食事の栄養バランス(運営者dai 記載)抜粋例 また、バランスガイド編では、あなたが選んだ食べ物から算出した栄養バランスの結果がわかります。自分にとってどのぐらいが適量なのかをきちんと知って、日頃の食べ方を改めて見直しましよう。 ③とある1日の食事の栄養バランス(運営者dai 記載) ちなみに、僕の年齢として赤枠の区分(上記画像の赤枠)に概要します。主菜は推奨レベルにありますが、それ以外は不足気味でですね。ただ、1日の食事バランスだけのため、一概には言えませんが…。 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のメリット・デメリット 次に、「食の栄養バランスチェック」のメリット・デメリットを考えてみようと思います。 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のメリット 食品従事者daiが考える「食の栄養バランスチェック」のメリットは、下記の通りになります。 「食の栄養バランスチェック」のメリット 簡単に1日の栄養バランスを診断できる。 イラスト付きで視覚的にわかりやすい。 自分のオススメのバランスメニューの提案を受けることができる。 上記の通り簡単に1日の栄養バランスを診断できる点は、栄養学に馴染みのない方にはオススメであります。その上、診断した結果に基づいたオススメのバランスメニューの提案を受けることができるため、栄養改善として活用することができます。 ●オススメのバランスメニュー例 明治の食育サイト 「食の栄養バランスチェック」のデメリット 食品従事者daiが考える「食の栄養バランスチェック」のデメリットは、下記の通りになります。 「食の栄養バランスチェック」のデメリット 基準値が一定のため、小児や高齢者、疾患のある方に対応できない。 摂取量が調整できないため、データに誤差が生じる。 選択肢にない料理を食べた場合、正しい診断を行うことができない。 「食の栄養バランスチェック」は便利であるものの、個人に関して最適化されておらず、あくまで選択肢にある料理の診断になります。そのため、選択肢がなければ、栄養バランスチェックすることができません。 その上、基準値が一定のため、データに正確さは欠けるかと思われます。ただ、この栄養バランスチェックは初めて栄養チェックする方や、栄養学に疎遠な方にとってはとっかかりとしてはオススメですので、ひとまずこちらで栄養状況のチェックをしてみるのもありかと思います。 そのほかに簡単に栄養バランスを診断する3つの方法を下記記事でまとめております。もちろん、それぞれに一長一短がありますが、その特徴を踏まえて、自分に合うサービスを選択して健康な身体の実現を図ってほしいと思います。 オススメ記事 自分の体の栄養バランスを知りたくない?簡単に栄養バランスを診断する3つの方法【食品従事者記載】 最後に 今回は、食の栄養バランスチェック(明治の食育)の使い方とメリット・デメリットについてまとめてみました。 栄養バランスチェックでは、1日の食事のバランスを簡単に知ることができるため、ご自身の栄養バランスを初めて知る方にはオススメですよ。診断において、メリット、デメリットがありますが、栄養バランスに整えるとっかかりとしてはオススメなサービスになります。 ご関心があればみていただき、ご自身の体の栄養バランスをチェックしてみて下さい。健康な身体の実現していきましょう。